バイオレットリキュールのおすすめと選び方と飲み方

バイオレットリキュール おすすめ

バイオレットリキュールは、ソルミニと呼ばれていた酒商人が薔薇やラベンダーと並ぶ香水である耐寒性多年草のニオイスミレから抽出されたスイートバイオレットをリキュールに混ぜたリキュールです。

独特な芳香と紫色の酒色が特徴です。

バイオレットリキュールは、1760年に仏国の北東部のロレーヌ地方で媚薬の酒パルフェタムールとして販売開始されました。

当時は紫色だけで無く赤色や黄色等多彩な色彩がありましたが、19世紀頃資本家階級向けに媚薬の酒の既成概念を払拭するクレーム・ド・ヴァイオレットが販売される様になっています。

バイオレットリキュールのおすすめ銘柄

①ボルス・パルフェ・タムール

オススメの銘柄は、ボルス・パルフェ・タムールとマリー・ブリザール・パルフェ・タムールです。

ボルスは、世界で最も古い歴史を持つリキュール酒造会社のボルス・ディスティラリーズ社が販売する銘柄であり、アルコール度数24度でエキス分を30%を含む事からこのお酒特有の紫色の美しい色彩と豊かな芳香を楽しむ事が出来ます。

マリー・ブリザールは、仏国の酒造会社マリー・ブリザール社が販売している銘柄です。

アルコール度数25度でエキス分28.7%を含有しているにも関わらず、このお酒特有の紫色よりも青色に近く新鮮な感覚で楽しむ事が出来る銘柄です。

バイオレットリキュールの選び方

バイオレットリキュールは、1760年の誕生以来現在に至る迄スィート・バイオレットの非常に美しい色彩と豊かな芳香が人気のお酒です。

リキュールに含有されるスイート・バイオレットの配合量によって芳香の強さが大きく異なるだけで無く、酒造会社や銘柄によってはスイート・バイオレット以外に柑橘系の果実皮を含有し複雑な芳香を放つバイオレットリキュールもあります。

選定基準としては、エキスの配合量と酒造会社及び銘柄に加え、自分が最も飲み易く豊かな芳香を楽しむ事が出来るアルコール度数の3項目を合わせて選ぶと失敗無く楽しむ事が出来ます。

バイオレットリキュールの飲み方

バイオレットリキュールの飲み方としては、カクテルがおすすめです。

豊かな芳香を持つ薔薇やラベンダーと並ぶスイート・バイオレットを配合している事から1760年の発売当初から飲む香水とも呼ばれ、鮮やかで透明感のある紫色を活かしたカクテルとして飲まれる事が最も多いアルコールだからです。

代表的なカクテルとしては、大麦や小麦等の穀類の蒸留酒のジンに柑橘系の果汁と甘味料及び炭酸水を混ぜたバイオレット・フィズや蒸留酒のジンと柑橘系の果汁を混ぜたロマンチックな名称のブルー・ムーン等があります。

 

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