カシスリキュールは、カシス(クロスグリ)を原料としたベリー系のリキュールで、甘酸っぱく深紅の色が特徴です。
飲み方のバリエーションは複数あり、男女問わず人気で、リキュールカクテルがメニューに採用してある店舗では、ほとんど飲むことができます。
実は、その銘柄によって違う特徴もあるので、同じカシスリキュールでも自分に合ったものを見つける事ができます。
以前ヨーロッパでは、そのビタミンCの豊富さから薬効があるとして、薬としても利用されていました。
カシスリキュールのおすすめ3選
①ルジェ
日本で定番となっているのが「ルジェ」です。
カシスの最高級品種を採用して、ルジェ伝統製法で蕾のエキスを使用しています。
味の信頼性も高いので、広く選ばれる銘柄です。
②マザリン
「マザリン」という銘柄は、味のコストパフォーマンスが良く濃厚な味わいが特徴です。
甘さはルジェよりも抑えられているので、その違いはあれどカシスの味わいが濃厚なので物足りなさはありません。
③ルジェノワール・ド・ブルゴーニュ
「ルジェノワール・ド・ブルゴーニュ」は、最高級カシスリキュールで、ルジェの上位互換との最高品質のカシスを十分に使用した逸品です。
その上質な味わいを楽しむことが出来ます。
カシスリキュールの飲み方
カシスリキュールの飲み方は、オレンジジュースや烏龍茶または炭酸系で割るのが定番です。
その他にもグレープフルーツやピーチジュースで割ったり、牛乳で割ったりしてもとても美味しく飲む事が出来ます。
また、「キール」と言って、辛口の白ワインで割る事により甘酸っぱさとのバランスがとても良く、大人のカクテルとして親しまれています。
更に、バニラアイスやチョコレートアイスにかけて大人のデザートとしても利用されます。
「クレーム・ド」って何?
カシスリキュールは、「クレーム・ドカシス」として広く認知されていますが、実は「クレーム・ド」とは、ある一定条件をクリアしたものについてつけられるものです。
ある一定条件とは、アルコール度数が15度以上で等の含有率は400グラム/L(通常250グラム/Lですがカシスリキュールは例外)というEUの規定で定められており、この名を名乗るカシスリキュールのアルコール度数は16度から20度で設定されたものが多いです。