ウェルシュウイスキーは一時的に原酒の生産がなくなってしまったお酒です。
これは現在復活を遂げているので購入できるようになっています。
世界で唯一製造しているのがペンダーリン蒸留所です。
ここはバーボンの熟成に使った樽を使用して熟成後にマディラワイン樽で仕上げの熟成をします。
またジェリー酒の熟成に使った樽を使用するものもあるので必見です。
天然ハーブのフィルターを使いろ過を行うので、ハーブの香りが漂っているのが特徴と言えるでしょう。
ウェールズ産ウェルシュウイスキーのおすすめ
①ペンダーリン・マディラ
ペンダーリン蒸留所で製造されたのがペンダーリン・マディラです。
これは蒸留されたウイスキーの原酒をバーボン熟成の樽を使い熟成させたものとなっています。
6ヶ月の間マディラ・ワインを作った樽で熟成させて完成させるお酒で原酒から5年の歳月を経て作っているのが特徴です。
ウェルシュウイスキーの中でも比較的に飲みやすく日本でも根強い人気を誇ります。
フルーティー系の香りがするのですが、これが徐々に変化してバランスのある味を楽しめるようになるお酒です。
②ペンダーリン・シェリーウッド
ウイスキーの熟成に使用したオロロソ・シェリー樽を使い熟成したのがペンダーリン・シェリーウッドです。
これは辛口のウェルシュウイスキーを活かしつつもクリーミーな香りを堪能できる商品となっています。
ブラウンシュガーなみの甘いシナモンを体験できるもので、ウイスキー初心者にもおすすめと言えるでしょう。
一番最初にウイスキーを飲みたいと思ったならシェリーウッドを選択すると良いです。
日本での販売価格は大体5000円程度となっています。
ペンダーリン シェリーウッド 700ml 46度 ペンダリン ウィスキー kawahc |
ウェルシュウイスキーの起源と歴史
歴史に関しては醸造酒よりも後という設定になっていて、これしかわかってないです。
基本的に中世時代には既に製造されていたことがわかっています。
19世紀に入ると禁酒運動によりウェルシュウイスキーは生産量が大きく減少、さらに19世紀終わりには新酒が製造され終わっているのが特徴です。
1887年には完全に消滅をしたのですが2000年にペンダーリン蒸留所が設立されて復活しています。
2004年にはウェールズウイスキーの復活まで果たしているお酒です。