ウイスキーの賞味期限ってあるのかなと疑問に思っている人もいるかもしれません。
そんな方のために、ウイスキーの賞味期限と保存方法についてご説明していきます。
ウイスキーの賞味期限
正確にいうと封を開けていないウイスキーに賞味期限はありません。
コルク栓を用いているものは、次第に劣化して中身が蒸発します。
ワインのようにコルク栓を用いているものは少ないので賞味期限はないと考えていいでしょう。
封を開けると劣化は進みます。
空気に触れる回数や面積などで劣化の程度は変わってきますが、早めに飲むことによって風味を損なわれることはありません。
ウイスキーのような度数の高いアルコール飲料は、賞味期限は一般にありません。
コルク栓のウイスキーは注意が必要
コルク栓がされているウイスキーは、乾燥するからボロボロになると思うので横に寝かせておくのが一番いいです。
それでもコルク栓は、時間がたつにしたがって乾燥してきて取りにくくなります。
古くなったウイスキーをコルク栓を破損しないで抜くことは非常に難しいです。
同時に中身の酸化が激しくなるので独特の香ばしさや風味がなくなっていきます。
また未開栓の状態でも少しずつ蒸散して瓶の中身が半分になっていたというのはよくあることです。
ウイスキーを保存するときの注意点
ウイスキーもワインのように熟成します。よくビンテージで何年ものウイスキーといわれます。
度数が多いほどまろやかに本来の味が楽しめます。ただし、熟成にも、一番美味しい時期というものがあります。
この時期を過ぎると逆に酸化が進んでお酢のような味になるといいます。
保管するにも、酒造元では6年、12年、30年ものといった一樽・一樽の原酒をチェックしていく専門のブレンダーがいます。
未開栓であっても保管状況においては瓶自体が劣化してしまいます。
暗いところでの保存が必要になります。
正しいウイスキーの保存方法
ウイスキーの正しい保存方法は、よく言われるのが冷蔵庫です。
他の食品の匂いがついてしまったりするのでいい保管方法でなないです。
しっかり保存するなら密封することをおすすめします。
パラフィルムというアイテムがあります。
多くのバーなどでウイスキーやワインを保存するのに使うアイテムです。
長期保存したいときにぴったりです。
ボトルの栓にしっかりとフィルムをまくだけです。
巻きつけるだけで簡単に適した保存環境をつくることができます。
自宅の中で最も涼しく、暗い場所で保管するのが一番です。