シャンパングラスの種類と正しい持ち方についてご紹介していきます。
また、普通のグラスではなく、なぜシャンパングラスを使用するのか、そのメリットについてもご説明していきます。
シャンパングラスの種類
①フルート型シャンパングラスの特徴
フルート型のシャンパングラスの特徴は何かというと、見た目も美しい細長い形状になっているので、シャンパンが直接空気に触れる面積が小さくなる事で味だけでなく、香りや炭酸の泡も長い時間楽しむ事が出来るのが大きな特徴です。
また細長いもの意外にも少しふくらみがあるフルート型のグラスもあります。このグラスは味はもちろんですが、それ以上にシャンパンの香りをより楽しめる形状になっているので特に香りを楽しみたい人はこちらを使用しています。
その為よく飲まれているリーズナブルなシャンパンよりも、少し値段の高いシャンパンを飲む時に適しています。
②ソーサー型シャンパングラスの特徴
ソーサー型のシャンパングラスの特徴は何かというと、飲み口の部分が広くて平らになっていて見た目も華やかな所です。
ただシャンパンを注ぐと空気に触れる面積も大きいのですぐに炭酸が抜けてしまい味や香りが逃げていきやすい為、一般的に使用している人は少なく、主に結婚式や大きなパーティー等でシャンパンタワーを作る時に使われています。
炭酸が抜けやすいので、炭酸が得意ではない人は使用すればシャンパンを飲みやすくなります。
シャンパングラスの正しい持ち方
日本ではシャンパンを飲む時にグラスの脚の部分を持って飲む事が一般的です。その理由は見た目が美しかったり、グラス本体を直接持ってしまうと手の温度がシャンパンに伝わり、味や香りが変わるだけでなく炭酸も抜けやすくなってしまうからです。
しかし世界的に見てみるとグラスの部分を手で持つ事が一般的なマナーとして知られています。
ではどちらの持ち方をすれば良いかというと、場を見て使い分けるのが一番良いです。
日本国内であればグラスの脚を持った方が一般的ですし見た目も美しいです。
ただ海外の人との会席やフォーマルなシーンでマナーが特に重要視される時はグラスを直接持つようにしたほうが良いです。
普通のグラスじゃだめ?シャンパングラスを使うメリットとは?
シャンパングラスを使用するメリットは何かというと、もちろん見た目の美しさもありますが、それだけではありません。
シャンパンは基本的に味だけでなく泡を楽しむものでもあるので、空気に触れる面積を出来るだけ小さくする為に、グラスを細長い形状にする事で炭酸が抜けにくくするだけでなく、味や香りも逃げないようにしているからそれらを全て味わう事が出来ます。
また、グラスの底の部分をわざと少し傷つけておく事で、その部分から炭酸の泡が上がってくるのを見て楽しむという事が出来るのも特徴です。