近年、ジャパニーズウイスキーの評価が世界中で高くなっていっています。
そんなジャパニーズウイスキーの特徴や歴史、おすすめの銘柄などをご紹介していきます。
ジャパニーズウイスキーの特徴
近年国際的にも評価が高くなっているジャパニーズウイスキーは、日本国内で生産された酒税法上のウイスキーの定義を満たす蒸留酒のことです。
和食と合うように工夫が施されており、旨味などの繊細な味覚を考慮したうえでブレンドされていることが特徴です。
また、ジャパニーズウイスキーは、お湯割りや炭酸水で割るハイボールなど飲み方も独特です。
このために、パンチの強さよりもフルーティーな香りを重視している傾向があります。
ジャパニーズウイスキーの起源と歴史
ジャパニーズウイスキーは、20世紀の初頭スコットランドのウイスキーをモデルとして作り始めたもので、実はスタートしてから100年も経っていません。
日本で最初に国産のウイスキー白札(現在のサントリーホワイト)が販売されたのは1929年のことです。
ちなみに、2大ブランドのもう一方のニッカのそれぞれの初代モデル「ニッカウヰスキー」が販売を開始したのは1940年のことで、これを起源として以降の歴史を積み重ねていくことになります。
おすすめのジャパニーズウイスキー
①山崎 18年
崎18年は、山崎蒸溜所に眠る酒齢18年以上の秘蔵モルトを厳選してVattingしたFull-bodyのシングルモルトウイスキーです。
チョコレートやドライフルーツを思わせる甘い香りが特徴です。
なお、原酒の味わいがしっかりしているので、ハイボールや水割りでも風味が薄まることはありませんが、提供元のサントリーではストレートで味わうことを推奨しています。
ちなみに、その場合のつまみはチーズやチョコレートがおすすめです。
②響 21年
響21年は、酒齢21年以上の長期熟成の30種類以上の原酒をブレンドして後熟したブレンデッド・ウイスキーです。
ドライフルーツを思わせる甘い香りと共にガツンとくるスパイシーな味わいが特徴です。
また、それでいて口当たりが滑らかで、キャンディーの様な甘味が広がっていきます。
値段が6桁に及ぶ響30年には気軽に手を出すことは出来ないので、このブランドが事実上のサントリーウイスキーの現在の最高峰という位置づけとなります。