ブランデーの1つとして挙げられるのがアルマニャックです。
これはフランスランス南西部のアルマニャック地域で作られたブランデーで、ぶどうを主原料としています。
またアルマニャックは地域により高品位な土壌が使われているので、クオリティに違いがあるのが特徴です。
バ・アルマニャック産のものは最高級品と呼ばれ酸性と鉄分の多い土壌でぶどうを作ります。
さらに生産者により品質に違いが出るので一口にアルマニャックといっても複数のものが売られている商品です。
アルマニャックのおすすめ3選
①ジェラス10年
200種類のサンプルから選別されて作られたのがジェラス10年で、これはアルマニャックで栽培しているユニブラン種とバコ種のぶどうが使われています。
ユニブラン種は酸味が強いですがアルコールが低めなので癖がなく初めての方でも飲みやすいと言えるでしょう。
バコ種はフォルブランとノアをかけ合わせて作られたぶどうで腐りにくく湿気に強いです。
上記の2つをブレンドして作られたもので品質の割に安く買いやすい商品と言えます。
②シャボー V.S.O.P.
シャボーV.S.O.P.はアルマニャックに最適なバコ種のぶどうを使い作られたものです。
原酒はオーク樽で5年以上も熟成されて作られているので手間の掛かった商品と言えるでしょう。
全体のバランスがよくブレンドされているのも特徴です。
アルマニャックの特徴を楽しみたい時に利用できる商品となってます。
値段も比較的手に入りやすい部類なので、気軽に楽しめるスタンダードなものとして人気です。
フルーティーかつクリーンできれいな味わいといえます。
③アルマニャック・ド・モンタル
アルマニャック・ド・モンタルはアルマニャック地域でも最高峰のバ・アルマニャック地区のなかにあるロックロール村で作られた商品です。
3世紀前からシャトー・デュ・リュートールという畑で生産されています。
1951年から会社を設立して独自の瓶詰めや販売を行いアメリカでは人気が高いです。
原酒は蒸留器を使って一回だけ蒸留を行っているのが特徴と言えます。
製造年代により個性が強く、フルーツの香味を主体としている商品展開をしているのも強みです。