アップルブランデーとは?種類やおすすめをご紹介

アップルブランデー

アップル・ブランデーとはどういうものなのか。

今回は、アップル・ブランデーの説明とその種類、おすすめの商品をご紹介していきます。

アップルブランデーとは

アップル・ブランデーはその名の通り、リンゴを原料としたフルーツブランデーの一種です。

ブドウの果汁を発酵させて作るワインと同じように、リンゴの果汁を発酵させて醸造酒を作り、蒸留させることで酒精の強いブランデーとなります。

アップルブランデーは世界中で作られており、フランスのノルマンディー地方で作られるカルヴァドスも、同じ種類に数えられます。

同様にアップルジャックも同じように扱われることもありますが、厳密には違うため、言葉にするときは注意が必要です。

アップルブランデーの種類

最も有名なアップルブランデーは、世界三大ブランデーのひとつに数えられるフランス産のカルヴァドスで、リンゴ特有の芳醇な香りと甘味が魅力です。

アップルジャックも種類のひとつに数えられ、アメリカでは人気のブランデーとなっています。

しかし、イギリスでは品質の悪いものをアップルジャックと呼んで区別しているので、国や地域での扱いには気をつけておきましょう。

また、粕取りブランデーと呼ばれるのもひとつの種類で、こちらはリンゴの搾りカスを利用したものなので、品質的にかなりの違いがあります。

おすすめのアップルブランデー

①カルヴァドス

フランスはノルマンディー地方で作られるカルヴァドスは、アップルブランデーの中でも最上級の品質で取引されます。

アップルブランデーの原料はリンゴですが、カルヴァドスには10~30%程度のセイヨウナシを使用します。

1つのブランドとして保護されており、この地域以外で作られたアップルブランデーはカルヴァドスと名乗ることはできず、完全な別物として区別されることも多いです。

天然発酵やオーク樽での5年間熟成、2回の蒸留など非常に手間のかかったブランデーとなっています。

②ニッカのアップルブランデー

日本のウイスキーメーカーであるニッカが製造したブランデーです。

リンゴジュースを製造していた大日本果汁時代の伝手や技術を使い、オリジナルで醸造したものとなります。

リンゴの一大生産地である青森県は弘前市工場を置き、国産の原料を使ったブランデーを作っています。

アップルブランデーは芳醇な香りが魅力ですが、ニッカの商品は香りを弱めに、甘味と酸味をはっきりと味にこだわった作りとなっています。

数種類のアップルブランデーが販売されていますが、中には地域限定で入手が困難なものもあります。

 

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