薩摩焼酎は芋焼酎に代表されるもので室町時代によく飲まれていたお酒です。
特に芋焼酎が生産され始めたのは1700年代に入ってからで江戸時代の薩摩では薬用効果のあるものとしても使われていました。
現代では鹿児島のお酒として有名な物となっているもので一般の酒屋でも入手が可能です。
鹿児島ではお湯と焼酎を割って飲むのが定番で、芋の香りがほんのりするのが普通のお酒との大きな違いといえるでしょう。
銘柄もたくさん販売されています。
薩摩焼酎のおすすめ３選
①薩摩焼酎「黒伊佐錦」
伝統の手法を使い作られているのが薩摩焼酎の黒伊佐錦です。
麹には伝統的な黒麹を使用してコクとまろやかさを再現しているのが特徴と言えます。
また黒ブームの魁的存在としてもお酒界では認知されているのが特徴です。
白麹もありますが、それと比べると温度管理や作業工程に違いがあります。
扱いが白麹よりも難しいものですが黒麹特有のコクと甘みがあることがから差別化されている商品です。
技術の進歩で温度管理が容易になり最近は多く作られています。
②薩摩焼酎「天狗櫻」
白石酒造が販売している商品が天狗櫻です。
明治二十七年（1894）に創業したところで長年の経験で培った技術を用いて作られています。
パッケージには天狗のイラストが使われているものなので販売店に行けばひと目で判別できるでしょう。
焼酎を長期熟成させて微量成分をなじませる、これにより落ち着いた味わいを楽しめるのが天狗櫻の魅力です。
さつまいもの風味が強く感じられる焼酎とは少し違ったアプローチを行っています。
有機野菜や自然農法で作られたさつまいもを使っている安全な焼酎です。
③薩摩焼酎「一尚」
小牧酒造株式会社が製造する一尚は鹿児島を代表する兄弟が製造するお酒です。
兄弟の名前を取り名付けられたもので次代を担う世代として注目を浴びています。
シルバー黒は創業100周年を記念して作られたもので100年前から培養分離された黒麹を使っているのが特徴です。
江戸酵母菌を使用して軽やかな香りと香ばしさのあるお酒が魅力となっています。
ロックや水割りにも対応し、玄人にオススメのお湯割りも堪能できる商品です。
