ジンに興味を持ったけど、初心者なので選び方がわからないという人のために、おすすめの選び方4つをご紹介していきます。
お酒の知識が増えることで、新しい世界が広がっていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
①様々な飲み方を楽しみたい人向けにはドライジンがおすすめ
ジンの中でも最も主流となっているのがドライジンと言えるでしょう。
それだけにバーに行ってジンを注文すると大抵はドライジンを出してくれます。ロンドンが主産地の商品で銘柄も多く楽しめるのが特徴です。
原料はライ麦や大麦以外にとうもろこしを使っているものもあります。
そのままが好きな人はストレートで楽しめますし、癖が強すぎるという方はジンジャーエールやジュースで割って飲む方法も利用可能です。
比較的アルコール度数が高いため一気に飲むよりも飲み方を見つけて、楽しみながら飲むのが基本といえます。
②しっかりした味わいが好みの人にはジュネヴァがおすすめ
古くからあるジンの原型といえばジュネヴァといえます。
昔ながらの製法で作られたもので製造方法はドライジンと同じ原料です。
麦芽が少し多めに混合してあるのが特徴で、より濃いお酒を楽しめるでしょう。ドライジンに比べると香料が濃くコクのある味わいをしています。
糖化発酵をしているだけに甘みも感じるお酒です。
その分ドライジンと比べると癖のある仕上がりになっていますが風味を楽しみたい人にはおすすめのジンと言えるでしょう。
③ジンをストレートで楽しみたいならシュタインヘーガー
ドイツを主産地としているジンがシュタインヘーガーです。
名前はシュタインヘーガーの街からつけられているもので特産品として生まれました。
ドライジンとジュネヴァに比べてみると乾燥ジュニパーベリーを使わず生のジュニパーベリーを使っているのが特徴です。
生タイプを使用しているためドライジンよりも風味と甘味がやや控えめで、マイルドな味わいをしています。
アルコール度数は他のジンよりも低めに設定され約2%ほど抑えてある商品です。
多少低めの度数なのでストレートにも向いています。
④甘めのお酒が好きな方にはオールド・トム・ジン
砂糖を加えて作られているジンがオールド・トム・ジンです。
こちらは昔のジンで雑味を抑えるために砂糖を使っている商品でカクテルのトムコリンズの材料としても知られています。
製造方法は現在のドライジンと同じ手法で作られているもので、砂糖は約2%ほど入っているのが特徴です。
添加は砂糖添加と同じでサトウキビ由来のスピリッツに添加する手法が使われます。
オールド・トム・ジンの味だけならドライジンに砂糖を2%混ぜたものでも同じものが製作可能です。
普通のジンよりも甘めの設定なので、ジュースに近い感覚で楽しみたい時にいいでしょう。