酒は百薬の長といわれるくらい、良薬の効果が期待できます。
身体に合った適量を飲むことによって、美容効果が得られるのも確かです。
そんな日本酒の効能についてご紹介していきます。
コウジ酸
日本酒に含まれるコウジ酸は、麹菌が発酵する過程で作られる物質で、美白効果や保湿効果も得られるという事で注目を浴びています。
メラニンの生成を抑える効果もあるので、シミやソバカスを防ぐ嬉しい働きも期待できす。
紫外線を浴びると炎症を受けて活性酸素が発生してコラーゲンを減らし、肌の弾力も失われてしまいます。
その他にも活性酸素の生産を抑えてくれる力もあるので、肌のつやや弾力を守ってくれて毎日の美肌作りにも大活躍してくれます。
フルーツ酸
日本酒にはフルーツ酸も含まれていますが、角質除去用もありピーリングにも使われている成分です。
古くなった角質を溶かして剥がしながら、肌のターンオーバーを促していくのでくすみやざらつきなども取って美しい肌に導いてくれます。
本来であればフルーツ酸は刺激も強いので週に1~2回ぐらいの頻度でしか使えないのですが、日本酒にはほんの微量しか含まれていませんので朝晩毎日のスキンケアに取り入れやすく大活躍してくれます。
アミノ酸
肌作りにはアミノ酸も欠かせませんが、日本酒にも含まれていてその数なんと約20種類にもなります。
甘みや旨み、苦味、酸味と複雑な味を構成するだけでなく、肌の潤いを保つ力も持っています。
コラーゲンの生成をしてくれたり、メラニンの過剰な生成を抑えるなど美肌のためには欠かせない要素ばかりです。
日本酒はワインの約10~20倍ものアミノ酸を含んでいるので、肌にもいいお酒を飲むならぜひ味わいたいお酒と言えるでしょう。
日本酒風呂の効果・効能
日本酒を風呂に入れることで血行が促進され、体を心から温めてくれてぽかぽかと保温効果が長続きするので冷えの改善を助けてくれます。
肩凝りや腰痛なども和らげてくれますから、ゆったりとした気持ちで浸かりましょう。
保湿効果もあるので入浴後もしっとりとした肌の状態になりますから、なるべくなら体を流さずに上がるようにしてみて下さい。
続けていく事で色白肌も目指せますし、ほんのりとした日本酒の香りでリラックスできてよく眠れるようになります。